まず、上記の配線図をご覧下さい。

真ん中の四角で囲まれた部分がリレーになります。
リレーってこんな仕事をするんですよ。

スイッチOFFの時すなわち、エンジンキーOFFです。
では、エンジンキーONでどこから青線の起動電気を貰うかと言うと
ヘッドライトの中のパイロットランプのコネクターです。

この起動電流は、150mAですから1.8W程で
車両コンピュータには、何の異常も起こりません。

私は、2005年K1200GTでこの方法で予備電源を取りましたが
車両コンピュータに何の異常もありませんでした。

BMWは、茶色の配線が基本的には、マイナスです。


これが、リレーの本体です。
サイズは、125×24×25ミリ(配線含む)
黒い本体は、53×24×25です。

比較的小さいでしょ。
そんなで、場所を選ばないと思います。
このコネクターが重要なんですよ。
これ、色々と調べてやっと
4輪のBMWのパーツとして入手しました。

そんなで、これが結構高価なんです。


※車種によっては(R12RT・12GS,S1000等)、
カプラーが使用されていない為、
ご利用いただけません。
この様に加工して、
パイロットランプから起動電流を貰います。

純正配線を切ったり挟み込んだり
しませんので、車両コンピュータの
異常となりません。

画像の赤い配線に
上記配線図の青い配線を繋ぐと
起動電流が取れます。

カプラー付き配線 3000円


ご注文の際は、赤い配線の長さをご指示下さい。

上の配線図の黄色の線へ
こんな分岐配線を接続すると
多数の予備電源が取れます。
K1200Sのパイロットランプに
接続した例です。

ここで、予備電源を取る際の重要な留意点です。

特に2003年以降の車両は、ボディーアースは必ずしも確実とは思わないで下さい。

その為に、アースは、必ずバッテリーのマイナスへ配線で戻して下さい。

カプラー付き配線以外に、リレーを含めその他の配線も作成可能です。
下記4点の長さを指定していただければ配線加工致します。


1. パイロットランプからリレー設置する場所までの長さ
2. リレーからバッテリープラスまでの長さ
3. リレーからバッテリーマイナスまでの長さ
4. リレーから予備電源取り出しまでの長さ